「シュレッダーを購入しよう」と、いざ思ってもこれが意外にどれがいいのか分かりづらいものです。そもそもシュレッダーなんてそう頻繁に買うものでもないですし、これってなんて言う意味なの?というのが思いのほか多かったりもするものです。そこでスペック表等に書かれている事が多い用語などについて一覧にしてみました。※一般的に言ってこういう意味という事です。メーカーやショップによって意味合いが異なる場合があります。実際に購入する際には自分で再度確認してください。
シュレッダー関連用語一覧
- 最大細断(投入)枚数
- 一度に何枚までまとめて細断できるのかという事です。安全装置として許容枚数をオーバーすると作動を自動的にストップする機構を備えているシュレッダーが多いですが、この枚数を超えて無理に細断を行おうとすると最悪故障の原因になります。よくレビューでも見かける事なのですが、取り扱い説明書にある最大細断枚数は守って使用した方が良いです。(例:最大細断枚数5枚は一度に5枚までまとめて細断できるということ)
- 細断寸法
- どの位小さくカット出来るのかという事です。(例:細断寸法4×40mm)
- 注意点としてはどの位小さくカットできるかよりもカット方式に注目して選ぶのが良いです。おすすめはクロスカット方式。きちんと個人情報を保護できるシュレッダーかどうかは非常に重要な要素です。最低でもクロスカットとなっているものを選ぶのが良いでしょう。予算が合えば、機密性のより高いマイクロカット方式のシュレッダーを選ぶ事をおすすめします。
- ゴミ箱容量
- ダストボックスとも。大きければ良いという訳ではないのですが、大きいとその分、たくさんの紙くずを溜めて置けるので頻繁にゴミ捨てをしなくても良くなります。結果、使い勝手が向上します。どの程度の容量であれば十分であるかは、利用頻度、一度に何枚まとめて細断するかによるので一概には言えません。製品ページで自分にあったサイズ、容量のものを選ぶのが良いと思います。
- 作動音(運転音)
- 作動音は、特に”マンション”に住んでいる人にとっては必須のチェック項目です。あまりうるさいものだと、近隣トラブルの元にもなりかねないので注意しましょう。又、小さなお子さんのいる家庭でも余り煩いと子供が泣き出してしまう、起きてしまう等の声を耳にする事があります。目安としては静音設計となっているものであったり、作動音が60dB以下になっているものを選ぶのが良いと思います。
- 連続使用時間(定格時間)
- 連続使用時間とは一度に連続して細断できる時間のことです。よって連続して細断できる用紙の枚数にも影響してきます。連続使用によるモーターの過熱からシュレッダーを保護するためのもので、全てのシュレッダーにはこの連続使用時間(定格時間とも)があります。この時間が短すぎると一度に大量の紙をカットしたい時に、モーターが冷えるのを頻繁に待たないといけなくなります。その結果、不便に感じるかもしれません。※連続使用時間は、定格時間とか復帰時間とも呼びますが、機種・室温などの条件によって変動します。一度にまとめて細断する枚数が10枚以下、又は時間に余裕があれば、あまり気にせず選んでしまってもOKでしょう。
- 細断形状(カット種類・カット方式)
- 基本的には「クロスカット」となっているものを選んでおけばOKです。
- 細断速度
- カットする速度のこと。仕事が忙しく時間がない等、特別な理由がない限りこの項目もスルーして大丈夫です。数枚程度であればそれほど極端な差は出ません。
- 消費電力・待機電力
- CD・DVD
- シュレッダーの中にはCDやDVDも細断できるものがあります。必要に応じて、そうした機能を備えたものを選ぶのも良いです。メーカーによってはメディア類細断可などと表記している場合があります。
- クレジットカード
- そう滅多に細断するものではないと思いますが、あると便利な機能がカード細断機能です。特に個人情報の漏洩で問題になるのが金銭絡みです。クレジットカードからのリーク(漏出)は防止したいものですね。稀にCD・DVDが細断できると書いてあったから購入したのに、クレジットカードが細断できないではないかとクレームのような商品レビューを書き込んでいる人を見かけます。が、CD・DVDとクレジットカードでは厚みが違うので、入らない(細断できない)事がままあります。必要な場合にはクレジットカードも細断できるのか確認した方が良いです。
- 官製はがき
- クレジットカードと関連しますが、官製はがきにはDMやコピー用紙と比較して、厚みがあります。その為、官製はがき対応のシュレッダーでないと細断できない事があります。カード対応だったから、入れてみたら問題なく細断できたというケースもありますが、無理に突っ込んでは故障の原因になります。投入口に詰まってしまって、以後シュレッダーが使い物にならなくなってしまう恐れもあります。年末年始に官製はがきを細断する必要が生じそうであれば、官製はがき対応のものを選ぶのも1つの手です。
- 本体重量・本体サイズ(寸法)
- 投入口の幅
- 基本的には、あまり関係のないポイントでしょう。が、小さなお子さんがいる家庭などでは子供の指が入ってしまわないか、”安全設計”への配慮は十分か確認してから購入するのが必須です。
- コードの長さ
- どこに置いて使うのか。コンセントからの距離はどの位になりそうか確認するのは、その他電気製品でも同じですね。